兄に変わって弟が更新します。
今回はジョジョの奇妙な冒険のダイヤモンドは砕けないよりこんな名言を紹介します。
・状況
文庫版ジョジョの奇妙な冒険第20巻の山岸由花子は恋をする1より。
主人公の東方仗助は親友の虹村億泰にこんなことを話しました。
仗助は間田敏和との戦いの後、年上の甥・空条承太郎とともに間田の入院している病院へ行きます。
病院のベッドに寝込む間田は2人の前でこんなことを言いました。
スタンド使い同士ってのは……どういう理由か……正体を知らなくても……知らず知らずのうちに引き合うんだ……。
結婚する相手のことを「運命の赤い糸で結ばれている」とか言うだろ?
そんな風にいつか……どこかで出会うんだよ……。
敵か友人か……バスん中で足を踏んづけるやつか……引っ越してきたとなりの友人とか……それは分からないけどね……。
このせまい杜王町……今……いったい何人のスタンド使いがいるのか知らないけどいくら隠れていても、そのうちきっとボロを出して手がかりを見せるだろうね。
あいつは、いずれそうなるのを知ってるんだよ。だから承太郎……あんたにいなくなってほしいのさ。
・解説
このセリフは深いものです。この台詞は主人公の仗助が何度も思い出しますが、僕もこの台詞を思い出すほど深いセリフです。
ジョジョだけでなく、アニメや漫画の主人公たちは運命の糸に引かれるように敵や仲間と出会います。間田をそれを言っていようです。(ちなみに間田はマンガが大好きという設定もあり)
このジョジョ第4部の敵は皆どこにいるのか分からない、いわゆる「潜伏者」です。この漫画の重要なキーワードも言っています。
漫画やアニメのことだけでもありません。人間の関係のことについても言ってます。人間の関係といえば友達、恋人、仲間、宿敵とか色々ありますが、それらには人々は知らず知らずに引かれていきます。
ちなみにジョジョの第1部に似たようなことをスピードワゴンは言っています。
運命か……人の出会いってのは運命できめられてるのかもしれねえな……
怪我したジョナサンを看護するエリナを見たときのスピードワゴンのセリフです。
これを聞いたときは間田のセリフを思い出すような感じだなって思いました。
ジョナサンとエリナは第1部ラストで結婚しますが、人間同士って知らずに引かれていきます。スタンド使い同士だけでありません。
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