更新世の日本

地質学でいう第四紀というのは
更新世と完新世に区分される。
更新世は氷河時代とも呼ばれ、
石器時代の大半はこの時代。
地質学上と考古学上の年代名は異なるので注意
氷河時代は海面が低く、
日本は南北でユーラシア大陸と陸続きだった。
(対馬海峡が陸続きだったかどうかは意見が別れる)
今の日本列島になったのは
完新世になってから。
北方からはマンモスやヘラジカが南下し、
南方からはナウマンゾウやオオツノジカがやってきて北上した。
人類もこれを追いながら日本に入ってきた。
更新世の化石人骨
港川人…沖縄県具志頭で発見された
手は大きく、下半身は頑丈だが肩や背骨は華奢だった。
顔は額が狭く強くかむための筋肉が発達していた。
浜北人…静岡県浜北市で発見。
南方起源説
港川人と縄文人の祖先が氷河時代の東南アジアからやってきたという説。
港川人は中国の柳江人より東南アジアのワジャク人に似ているから。
関東ローム層
更新世末に堆積した火山灰の厚い層。
相沢忠洋が群馬県岩宿関東ローム層の中から打製石器を発見。
関東ローム層の中でも年代の新しい立川ローム層の中から
多くの遺跡が発見。

立川ローム層の年代である(3万5千年前~1万年前)より古い時代を
前期旧石器時代と呼び、
3万5千年前から1万年前を後期旧石器時代と呼ぶ。
前期旧石器時代の石器として、
石核石器(チョッパーなど)や剥片石器が挙げられる。
種類
ナイフ形石器、尖頭器、細石刃などの道具。
後期旧石器時代
姶良カルデラが大爆発を起こし、AT火山灰が青森まで到達。

世界的には旧石器時代に磨製石器は見られないがことになっているが
日本では打製石斧とともに局部磨製石斧が見られる。

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