ローマ社会の変質

ローマ世界とキリスト教の成立
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中小自作農の没落

中小自作農の没落

ポエニ戦争勝利後、属州(シチリア)からの安価な穀物の流入や戦争捕虜の奴隷流入などで、
穀物価格が暴落し、イタリア本土の中小自作農は没落。

無産市民

中心自作農は武器を自分で用意する軍役に耐えかねて、
富者に農地を売り渡し離農し、無産市民(プロレタリ-)になった。

無産市民は職を求めて、都市に流入し、民会で権利を行使し、
「パンとサーカス」(食べ物と剣闘士の見世物)を要求し、
有力者に圧力をかけた。

そして「パンとサーカス」は元老院と平民派の対立時に両派から支給され、
無産市民は支給されたほうの派閥につき、無産市民同士で争った。
支給されなくなると寝返ることもしばしばあった。

大土地経営

中小自作農が手放した土地を買い占めた
元老院議官は大土地経営を行い奴隷を投入して、
ブドウやオリーブなど商品作物を作らせるラティフンディアを行った。

 

平民の中でも有力な者は騎士(エクイテス)(≠騎兵)の身分が与えられ、
元老院議官は前3世紀末に商業行為を禁止されていたので、
騎士が高利貸しや属州の徴税人となり商人・資本家として活躍。

無産市民と騎士などの間で貧富の格差が非常に拡大した。

政治権力の対立

閥族派と平民派の対立によりローマ軍制が危機に陥り、内乱の一世紀に突入する。

閥族派(オプティマティス)

元老院を中心に政治的権力を重んじる閥族派(ばつぞくは/オプティマス/Optimus)。

平民派(ポプラレス)

平民の権利を拡大し、護民官などを拠り所にした平民会中心の平民派(へいみんは/ポプラレス)。ホルンテンシウス法により、平民会は元老院と対等である。

ニ派の衝突

内乱の一世紀が詳しい。

 

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