キリスト教の成立と発展

パレスチナでは前6世紀頃ヘブライ人の一神教をユダヤ教として確立。
ヘレニズム時代にユダヤ人は一時独立するもローマの属州となった。
ヘロデ王のときにローマに服属する王国となった。
ユダヤ教パリサイ派
神の戒めである律法を細かく研究し、ユダヤ教の知識を独占しようとする派。
ヨハネ…上層ユダヤ教徒の堕落を批判。洗礼運動を始めたが殺された。

ナザレのイエス…神の前の平等、神の愛と隣人愛を説く。
祭司による律法主義と堕落や選民思想、権威主義を批判。
イエスの信者によってイエスは救世主(メシアのギリシア語=キリスト)と呼ばれた。
30年ユダヤ総督ポンティウス・ピラトゥスによって十字架刑。
原始キリスト教の成立
イエスが復活したと信仰し、
彼をキリストとする集団発生。
使徒…イエスが選んだ12人の直弟子。
使徒ペテロ
ローマへ伝道し、初代ローマ教皇になったと言われる。
使徒パウロ
パリサイ派のユダヤ教徒だったが改宗し、
東方伝道を行い、異邦人の使徒と呼ばれた。
64~67年ネロによる迫害ローマの大火をキリスト教徒のせいにした。
ペテロやパウロはこの頃殉教。
2~4世紀
新約聖書編纂。コイネーで書かれた。
四福音書…新約聖書の中でイエスの言行と受難を記したもの
マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネノ4人の伝記。
使徒言行録…新約聖書のなかで初代の使徒たちの宣教活動を述べたもの。
→旧約聖書とともにキリスト教の経典化
教父…聖書や教義の研究をする教会(信者の共同体)の学者
彼らによって信仰確立。
ローマなどでは地下墓地(カタコンベ)で集会し、多数の壁画を残した。
303~304年
ディオクレティアヌスの大迫害
→キリスト教徒が皇帝崇拝を拒否したため。
313年
コンスタンティヌス(西の正帝)がミラノ勅令を出し、キリスト教を公認。
325年
ニケーア公会議
アタナシウス派…神と神の子が同じ本質を持つという派。
(後の神・キリスト・聖霊を一つのものと信じる三位一体説)
が公認
アリウス派…キリストは神に最も近い人間。キリストの神性を否定。
アリウス派は異端とされ、ゲルマン人に広まった。
ユリアヌス(位361~363)「背教者」
古典文化の復興を企てキリスト教を敵視。

コンスタンティヌス
392年テオドシウス、キリスト教を国教化。
イシス教やミトラ教などの異教を禁止。
聖書のラテン訳がヒエロニムスによって完成
コンスタンティヌスの側近であった、エウセビオスは
「教会史」「年代史」を著した最初の教会史家。
アウグスティヌス
ヌミディア出身。一時マニ教に入信していたが
キリスト教への改宗し、動機を「告白録」に
キリストの神の国がローマ帝国よりはるか超えるとする
「神の国」を残した。
431年エフィソス公会議…ネストリウス派を異端
ネストリウス派…キリストの神性と人間性を分離する派。
中国では景教と呼ばれた。
451年カルケドン公会議…単性論異端
単性論…キリストが神的性質と人間的性質を完全に1つのものとする派

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