隋唐時代の宗教

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儒教

魏晋南北朝時代はそんなに発展しなかったが、
科挙が始まると、これまで行われてきた訓詁学
整理する必要性が出てきた。
こうした中、太宗の指示を受け、孔頴達(くようだつ/こうえいたつ)
公定注釈書である「五経正義(ごきょうせいぎ)」を編纂した。
しかし、まとめられただけで、
科挙ではこれ以外の解釈は認めないという方針をとったため
盛唐時代の間までは儒教は停滞した。
その後,新興科挙官僚、韓愈(かんゆ)・柳宗元(りゅうそうげん)
四六駢儷体(しろくべんれいたい)から漢以前の簡潔な文体に戻そうとする
古文運動を起こし、新しい気運を生んだ。

 仏教

隋代では天台大師智顗(ちぎ)が高度な教学を大成し、
日本の仏教にも多大な影響を与えた。
玄奘義浄らはインドに赴き、たくさんの経典を持ち帰り、
インドや西域の僧侶も来朝し、
金剛智(ヴァジュラボディ)や不空(アモガヴァジュラ)により、
密教が急速に普及。
日本の空海は不空の弟子、
恵果(えか)から密教を学び、日本に紹介した。
唐の後半になると、禅宗系や浄土宗が仏教の中心的になる。
が、国家として財政上の問題となり、
845年武宗による会昌の廃仏が断行された。

道教

老子(李耼/りたん)が帝室と同姓だったために、
唐代になると特に信仰された。

仏教としばしば対立したが、武則天期以外は「道先仏後」とされた。

その他の宗教

その他宗教として、ゾロアスター教(けん教)・景教(キリスト教ネストリウス派)・マニ教(摩尼教)の
唐代三夷教とイスラーム教(回回教)が流入した。

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