飛鳥文化

飛鳥時代

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飛鳥文化の彫刻

金銅像が多い。北魏の様式に倣ったものと南梁にならったものとがある。後述する鞍作鳥の作品は北魏の様式である。

法隆寺金堂釈迦三尊像

作者は鞍作鳥(くらつくりのとり)。鞍作鳥は司馬達等の孫にあたる。この像は顔立ちは面長。口元には謎の微笑みがある。それを「古拙の微笑」=アルカイックスマイルと呼ぶ。

飛鳥寺釈迦如来像

作者は上に同じく鞍作鳥。現存する日本最古の仏像。

法隆寺夢殿救世観音像

明治時代にアメリカ人のフェロノサの調査によって知られるようになった秘仏。木像である。

南梁様式の仏像

  • 法隆寺百済観音像
  • 中宮寺半跏思惟像(はんかしゆいぞう)
  • 広隆寺半跏思惟像・・・厩戸王が秦河勝に授けた朝鮮渡来の仏像。

いずれも温かみがあり、崇高な感じで慈愛に満ちた美しい仏像。

飛鳥文化の絵画

610年、曇徴(どんちょう)が、高句麗から紙・墨の製法、彩色を倭国に伝えた。

作品

玉虫厨子

玉虫厨子(たまむしのずし)は須弥座絵(しゅみざえ)や扉絵が書かれた油絵の一種と言われている密陀絵。玉虫厨子は忍冬唐草文様(にんどうからくさもんよう)と言われる古代エジプトで発生し、ギリシアで形成。ローマから中国を経て日本に伝わった文様でできている。
玉虫厨子須弥座絵は捨身飼虎図(しゃしんしこず)や施身聞偈図(せしんもんげず)が有名。これらは漆絵であると言われる。

飛鳥文化の工芸

作品

天寿国繍帳

天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)は中宮寺にある工芸品。これは厩戸王を橘大郎女(たちばなのおおいらつめ/厩戸王の妃)が追悼するために采女(うねめ)たちに作らせたもの。死後の世界のことを仏教用語で天寿国という。その布には厩戸王の仏教観を示す言葉が書かれている。

「世間虚仮 唯仏是真」

(世間は虚仮なり,ただ仏のみ是真なり)

天寿国繍帳

天寿国繍帳

獅子狩文様錦

獅子狩文様綿(ししかりもんようきん)は西アジアから伝わった技術でできた法隆寺にある錦。

飛鳥文化の書物

 三経義疏

三経義疏(さんぎょうのぎしょ)は厩戸王が編纂した仏教の3つの経の注釈書。法華経義疏(ほけきょうぎしょ)・勝鬘経義疏(しょうまんきょうぎしょ)・維摩経義疏(ゆいまきょうぎしょ)からなる。法華経義疏は現存する日本最古の書蹟。

厩戸王の先生

高句麗の恵慈(えじ)と百済の恵聡(えそう)。

外国からの技術

高句麗の曇徴が教えた紙と墨の製法の他、百済の観勒(かんろく)は暦法や天文地理学の書を伝えた。これにより、物事を年月の経過によって記録することが出来るようになった。

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