ゴールドラッシュと西部開拓とその清濁と

アメリカ合衆国の発展

日本にペリーを差し向ける中、アメリカ国内ではこのような状態だった。下記はアメリカの民主主義と経済の発展にとって重要なものとなった。

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ジャクソニアン=デモクラシー

 

西部出身の第7代大統領・ジャクソン(Andrew Jackson/1767~1845/任1829~1837)の時代に民主主義が発展。1828年の革命ともいわれるこれをジャクソニアン・デモクラシー(Jacksonian Democracy)と白人男性視点では言う。ジャクソンは東部大資本家出身の力を社会を平等化したと言われる。しかし、女性や黒人奴隷、先住民はこの民主主義の享受には恵まれなかった。下記のインディアン強制移住法や黒人奴隷制度を強化したりした。

内容

スポイルズシステム(党人任用制)と官職交代制の2つが代表制度である。選挙に勝利した政党や党派が自分の支持者を官僚に任命して独占する制度。だれでも官僚になれることを明らかにした。

民主党と共和党

このジャクソンが支持派が結成した党は民主党へと発展。反ジャクソン派が結成したホイッグ党(ウィッグ党Whig)は奴隷制反対運動の高まりに反応して共和党に発展していった。

女性の反抗

怒れる女性たちは婦人解放運動を展開を進めていくこととなる。中心となったのは女性の体操着を作ったブルマー夫人などであった。

西部開拓(西漸運動)

19世紀を通じての西部開拓は西漸運動(せいぜんー)とも呼ばれる。フロンティア(辺境)が西へ西へと移っていった。辺境開拓者のフロンティア・スピリットを育んでいった。西部開拓者の担い手となったのは19世紀半ばの北部諸州の白人自営農民であった。

 

アメリカの拡張

ミシシッピ川より東のみであった領土は太平洋の西岸へと広がっていくこととなる。

ルイジアナ

1803年、アメリカはフランス(統領政府)からルイジアナを購入した。ルイジアナ購入当時のアメリカ合衆国大統領は第3代トマス・ジェファソンである。

フロリダ

1819年、モンロー大統領の時代にアメリカはスペインからフロリダを購入した。(いくら)

テキサス

1845年、メキシコ領に無視して入植。入植を排除しようとするメキシコ軍と盛んに衝突。メキシコ軍と衝突した有名な事件が「アラモ砦の戦い」である。メキシコ兵1544名から命を奪いながら、砦に立てこもった米軍187名が玉砕した。これ以来「アラモを忘れるな」がスローガンとなり、テキサスを併合した。

オレゴン

1846年、イギリスとの協定によりオレゴンを併合。

米墨戦争とその獲得地

米墨戦争

アメリカ=メキシコ戦争とも呼ばれる。アメリカとメキシコの戦争。

領土の獲得

米墨戦争の結果、アメリカ合衆国はニューオーリンズを獲得することとなる。

 

ゴールドラッシュ

カリフォルニアでの金鉱発見

1848年、カリフォルニアで金鉱が発見される。これによりカリフォルニアへ向かう人波が出現。一攫千金を求めてゴールドラッシュが発生した。これによって西部への移住者が増加した。

49ers

移住した彼らは49ers(フォーティーナイナーズ)と呼ばれた。現在、アメリカンフットボールのチーム名となっている。

対インディアン

強制移住法

1830年、第7代大統領で、あのジャクソニアン・デモクラシーで知られるジャクソンの時代に強制移住法が制定される。先住民であるインディアンは保留地への移住を強制された。保留地は実際には人が住むような場所ではなかった。

インディアンの抵抗

強制移住にインディアンのチェロキー族とセミノール族は抵抗。特にセミノール族はゲリラ戦を展開してアメリカ軍を悩ませた。アパッチ族の首長・ジェロニモは、白人に対して激しいゲリラ戦を展開していった。1890年のウーンデッド・ニーの戦いで先住民の大虐殺が終わったことを最後に先住民による組織的抵抗は終わりを告げた。因みにウーンデッド・ニーの戦いでは女性や子どもを含めて約300人が犠牲となった。

「涙の旅路」

チェロキー族は最高裁で移住の無効を訴えたが敗れる。その結果、約1,300kmもの道のりを徒歩で移住することを強いられ、女性や子どもを中心に4,000人もの死者を出した。この出来事を「涙の旅路」または単に「涙の道」という。

大陸横断鉄道計画と国境確定

ガズデン(Gadsden)が当時のピアース大統領(F.Pierce/1804~69/任1853~1857)の委任を受けて、メキシコと交渉してリオグランデ川の蛇行の関係から国境不安定であったアリゾナとニューメキシコの南端部を1853年購入。現在の国境のだいたいがここで決まった。

「明白な天命」~マニフェスト・ディスティニー~

1840年代に西部への発展をマニフェスト・ディスティニー(明白な天命)とする白人至上主義的な考えが全国に広がる。アメリカの領土拡張は「神から与えられた使命である」とした。ポーク大統領(在1845~1849)の領土拡張を正当化した。

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