進化心理的性戦略~男は数を、女は質を~

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進化心理学とは?

簡単にいえばヒトが進化していくなかで、自分の子孫をできるだけ残そうとしたりする生物学的適応だと仮定して、ヒトに心理を研究する学際的な学問。

進化心理学(しんかしんりがく、英語:evolutionary psychology)とはヒトの心理メカニズムの多くは進化生物学の意味で生物学的適応であると仮定しヒトの心理を研究するアプローチのこと。適応主義心理学等と呼ばれる事もある。

-wikipedia「進化心理学」より-

進化心理学に基づく性交渉戦略

下記に性ごとの性戦略を書いておきます。こんなふうに性別ごとに差がでるのは人類進化の長い歴史の中で形作られたもので、今の男と女のパートナーの選択に、元から違いを生んでしまいました。

男性

男性はできるだけ多くの女性と性交渉をすれば、

それだけ自分の子孫が多くなる可能性が高まる。

そのため、数を追求することになります。

女性

女性が確実に自分の子孫を残すためには、

精子に比べて卵子のほうが圧倒的に数が少なく、また、子孫を残せられる期間も短く、妊娠することもあり、さらに養育のこともあり、

より優秀な遺伝子を持つ男性を厳選して性交渉を持つこととなりました。

バスの実験

実験の説明

進化心理学の研究で著名なアメリカの心理学者デイヴィッド・バスが
男女の学生に、異性との交際と求める知的水準について
次のような質問をしました。

  1. 自分の継続的なパートナーとして受け入れられる最低限の知能水準はどのくらいか?
  2. 一度限りのデート相手として受け入れられる最低限の知的水準はどのくらいか?
  3. 継続的な性交渉の相手として受け入れられる最低限の知的水準はどのくらいか?
  4. 一晩だけの相手で、その後二度と会わない相手として受け入れられる
    最低限の知的水準はどのくらいか?

実験結果

男女ともAの質問には平均以上の知的水準を求め、
Bの質問には平均並みの知的水準を求めました。

 

しかし、セックスの相手では男女に大きな違いがあらわれます。

 

女性はC、Dの質問でさえも、ある程度の知能水準を求めましたが、

男性はCに関して、デート相手に求める最低限の知的水準よりも
低くて構わないと答えました。

Dの質問であれば、男女の求める知的水準の差がより広がりました。

男はバカでもヤるけれど、
女はバカはいやなのです。

結果

男性ができるだけ多数の女性と関わろうとするのに対して、

女性厳選してを追究して男性と関わろうとすることが上記の結果からわかります。

つまり、進化心理学的観点は生きつづいているのです。

参考資料

面白いほどよくわかる! 「男」がわかる心理学

恋愛心理学 (図解雑学)

 

 

 

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対人交渉戦術
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