民主主義のはじまり
古代ギリシアの都市国家ポリスでは、
都市に住む全員が意見を出し合って、
多数決で政治をしていました。
これが直接民主制のはじまりです。
直接民主制の例
海外の例
- アメリカのタウン=ミーティング(南北戦争時)
- スイスのカントン州の住民集会
日本の例
地方政治では、直接民主制が採用されていることもあります。
重要な事項(米軍基地縮小問題、原子力発電所・産業廃棄処理場・ダム建設)は
直接投票が実施されることとなっています。
Q:民衆が政治に参加するのはどうして??
A.
国民のひとりひとりが絶対君主の抑圧から逃れて、
自由な生き方(自由主義)をしたいと思った時に、
自分自身、または自分たちの選んだ代表が政治をするのが
一番だとおもったからです。
法の支配
~「国王といえども、神と法の下にあるべし」~
自由民主主義
自由民主主義(リベラル=デモクラシー)は現在、
国際的にも主流の政治形態。
悪法もまた法なり
法治主義といわれる厳格な法律で、
人民を統治することを批判しています。
法律の留保
19世紀のドイツ・プロシア憲法や明治憲法がその例。
国民が権利を主張できるのは法律が制定する範囲内に限られる。
文章にないものは正当性があっても権利として認められない。
(自民党の改憲案にはこの法律の留保が見られる)
参考リンク
2012年版自民党憲法改正案批判~(3)基本的人権の尊重(秋原葉月) http://blogos.com/outline/51903/
安倍自民党の「日本国憲法改正草案」の恐怖2 基本的人権規定の内容を削減して極小化し法律で好きに制約 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/ebbfdc012e020fc6a359671bd5fd24ce
三権分立
自由主義のもとでは権力を分立させます。
立法・行政・司法ですね。
相互に抑制・均衡をはかります。
これをチェックアンドバランスと呼び、
権力集中を防ぎます。
日本には一応、
違憲立法審査制度が存在しています。
代表民主制
議員たちが国会を開き、
国民を代表して政治を行うこと。
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