日本はそもそも貿易立国か…
この図をご覧ください。日本の消費者が支出している額の割合を…
いかがですか。意外にもびっくりしたのではないでしょうか?
日本は貿易立国だとか言われていますが、
はっきりいって人口が多いのでなんとかなっているだけです。
ヨーロッパのどの国よりも多い内需で、なんとかGDPランキング2位の座を維持していましたが、日本よりももっと人口の多い中国に抜かれてしまいました。これはしかたのないことですが。インドに抜かれるのももうまもなくでしょう。
民間最終消費支出とGDPの関連性
次にこちらの図をご覧ください。
民間最終消費支出が下がると、実質GDPも下がる現象が起こっています。
つまり、日本のGDPのここ最近の推移は何が決めているかといえば、
民間最終消費支出が占っているというわけです。
民間最終消費支出が下がれば、実質GDPは下がり、
民間最終消費支出が上がれば、実質GDPは上がる。
これはおそらく正の相関性があるといえるでしょう。
つまり、今の日本政府が懸命にGDPをあげようとしていますが、
GDPを早くあげたいのなら、内需の刺激が重要となります。
現在のGDP推移
最後にこちらの図をご覧ください。
どうですか、GDPは消費税増税後下がりっぱなしの推移ですね。
経済学部でない私から見てもこれは増税どころか、むしろ減税やむなし
と言った状況なのではないでしょうか。
消費税増税で消費者のデフレマインドが刺激され、さらなるデフレスパイラルへと誘われた格好です。
政策提言
となれば、どうすればいいか?
まず、消費税を減税すること。
平成ニューディール政策を実施すること。
この2つは最低限の条件なのではないでしょうか?
参考
内閣府統計局
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