ピケティの不労所得のすゝめ

経済学
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ピケティを知る上での重要キーワード集

「r>g」と店頭によく置いてますよね、
見かけたことはありませんか?
おそらくよく本屋さんに行かれる方は見かけたことがあると思います。

でも、表紙のrとかgとかじゃ何を言っているのか
わかりませんよね?
そこで、このrとはgとは何かからお話したいと思います。

r:不労所得率(資本収益率)

不労所得(正式には資本収益率)は全収入のうち、自らの余った資産をもとに、得られるさらなる資産の、自分の元々投資した金額と比べての増減率のこと。年率4~5%得られる。rと略される。不動産収入や金融・事業資産つまり株の配当や売買益のことなどを指す。

g:労働所得増加率(経済成長率)

gは経済成長率の年額の伸び率です。つまり、労働所得が年間どれくらい増えるかを表しています。年間約1.5%の伸びしかgには期待できないとピケティは言います。

r>gとは?

上記から以下の不等式が成り立ちます。

r>g

つまり、不労所得には労働所得は一生勝てないのです。
努力は必ずしも報われるわけでもなく、
また、血と汗と涙は金融のビッグウェーブには勝てないのです。

世界的な収益率と経済成長率

この図をご覧ください。
🔴Pure rate of return to capital r (pre-tax) とは、
「税引き前の純粋な資本収益率」のことを表しています。
因みに、rはreturnの略です。

□Growth rate of world output g は、
「世界算出の成長率」を表しています。

どうですか?ずっと、r>gですね、

この図が正しければ、
個人の労働所得の伸びより、個人の不労所得を伸ばさないと、
格差は縮まらず、拡大する方向へと伸びていきます。

なぜならr>gで、
不労所得は毎年4%も集まってきているのに、
労働所得は毎年1.5%しか増えません。

ということは、残りの2.5%分はどこからか発生するか?
国単位で考えるから、この考えに陥ったままになります。

収益率

資本収益率はあくまでも平均でしたね、

たとえば、1000億円の資産家と1億円の資産家が居たとしましょう。
あなたが銀行員だとします。どちらの資産家から資産を預かりたいですか?

1000億円の資産家さんの方に資産を預けて欲しいと思いませんか?
たとえ、高い利子をつけてでも。。。

そう、金持ちになれば、なるほどさらに金儲けをするのは、
至極簡単になっていくのです。

では、どうすればいいか?

不労所得のすゝめ

庶民が富める側へとまわるためにはどうすればいいか?
それは不労所得をまずは獲得することです。

不労所得を年率4%は誰でも得ることは可能なのです。
私がオススメする不労所得は、

  • ネットビジネス
  • 投資(ロボアド)
  • 印税(本、CD…)

です。不労所得は誰にだって、
やろうと思えば、得られます。

不労所得をたくさん若い頃に作って、
老後は不労所得で生活するそんな人が、
この先生き残っていくのではないでしょうか。

参考資料

オススメはこちら、本当にマンガで理解したいのならこちらをどうぞ

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こちらは文章多めですが、文章自体は優しく書かれていますよ

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