協同組合運動の背景

団体論・協同論
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協同組合運動の背景

産業革命と生活改善

ある機械が発明されなければ、
職人に頼らなければいけなかったものが、
機械に頼ることで、誰でもできるようになりました。

人ももののような扱いになったのが産業革命です。

資本家と労働者という身分の差が
発生したのが産業革命のはじまりです。

参考内部リンク

生活面での助け合い組織

産業革命により生活問題が発生しました。
労働者階級はお金はありません。

商人はツケで販売します。

労働者がツケで買うということは
商人のほうが立場が上で、
商人は粗悪品や量をごまかして販売します。

そこで、労働者1人では敵わないので、
みんなで協同して自前の店を持つようになりました。

最初の活動は長続きはしなかったものの、
いろいろな取り組みがあり、
みんなでなんとかしなくてはならないと
どんどんなっていきました。

ロバート・オーウェンの思想と協同組合運動

ロバート・オーウェンの思想

スコットランドの労働者階級で生まれます。

その当時
上流階級の人が買いに来る店など
さまざまな身分による店がありました。

ロバート・オーウェンは工場主の娘に婿入りします。

いわゆる資本家です。
生活防衛の立場ではありません。

しかし、自分はもともと
裕福な家庭で育ったわけではありません。

当時は労働者階級は下品なものとして、
考えられていました。

ロバート・オーウェンはもともと労働者階級出身。
教育やお金があれば労働者と資本家の差は縮まると考えました。

ロバート・オーウェンが実施したこと

  • 適切な賃金
  • 10時間労働という労働時間に制限
    →当時としては画期的で、労働時間制限は初
  • 児童労働を制限
  • 社宅の改善
  • 教育施設(幼稚園や託児所の設置)

これに影響を受けてイギリスでは工場法が成立します。
今は労働基準法という法律のもとになります。

日本の労働基準法にはブラック企業に対する対抗法も記載されています。

結果、ロバート・オーウェンの工場では、
労働生産性が上がりました。

この当時は資本主義社会のなかで行われ、
協同体として実施しました。

協同コミュニティの形成に向けて

ロバート・オーウェンの思想は世間に波及はしますが、
完全には普及しませんでした。

なぜなら、資本家の取り分が減ってしまうのです。
もっと儲けることを考えていないのです。

失望したロバート・オーウェンは
ユートピアを作ろうと画策します。

それがロバート・オーウェンの転落の始まりでした。

協同体から自給自足の方面へと遷移してきました。
協同村の建設を試みました。
そしてそれは失敗しました。

ロバート・オーウェンの評価

資本主義社会の分析が曖昧と言われ、
儲けではなく、助け合いを基礎とした点は評価されます。

日本での社会慈善運動

大原大次郎さんの大原美術館をご存知ですか?

倉敷紡績、クラボウ社では女性工員が多く、
多くの人が結核等でなくなりました。

美術館の慈善事業や、
病院の設立、
軍隊を受け入れなかったなど、
大きなことをしました。

労働改善のために、

労働科学研究所

労働者のためにいろいろな事をしていきます。
今の法政大学の学部の一部成り立ちになっています。

労研饅頭の労研は労働科学研究所から来ています。
満州から呼び寄せて各地に作りました。

松山だけ労研饅頭の工場が残ったために、
松山の名物になりました。

ロッチデール公正先駆者組合の成功

  • 1850年工場誕生
    各国様々な取り組みを行います。
  • 1895年ICA成立
    さまざまな協同組合が成立します。
  • 1937年原則が成立します。

けっこう時間がかかりました。

参考

  • 愛媛大学農学部 板橋 衛 教授
    「協同組合論」
    2016年5月11日

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