道路別整備費用
- 林道…4~6万円/m
- 林業専用道…2~3万円/m
- 作業道…2~5千円/m
機械化によって何が変わるか?
生産性
生産性:単位時間あたりの木材生産量
生産性(m3/時)=木材生産量(m3)/作業時間(時)
生産性(m3/日)の場合
6時間と計算する。実作業時間6時間。勤務作業時間8時間であるから。
労働生産性
労働者1人あたりの単位時間あたりの木材生産量
労働生産性(m3/人/時)=木材生産量(m3)/労働者数(人)/作業時間(時)
機械の組み合わせ
- 伐木方法と集材機械が決まれば、集材方法を決定する。
- 造材機械を選択し、機械の組み合わせが決まる。
集材方法
単幹集材
- 伐木
- 林内造材
- 集材
- 運材
全幹集材
- 伐木
- 林内枝払
- 集材
- 土場玉切り
- 運材
全木集材
- 伐木
- 集材
- 土場造材
- 運材
機械システム
従来型
- チェンソー伐木造材
- 集材機2ダン集材
- トラック運材
ハーベスタ・フォワーダタイプ
1番効率性がいい。
- ハーベスタ伐木造材
- フォワーダ集材
- トラック運材
タワーヤーダ・プロセッサタイプ
- チェーンソー伐木
- タワーヤーダ集材
- プロセッサ造材
- (トラック運搬)
- トラック運材
生産性
生産性(Productivity)
生産性 | 人数 | 労働生産性 | |
完全直列 | 11.76m3/日 | 4人 | 2.94m3/人/日 |
完全並列 | 20.11 | 8人 | 2.51m3/人/日 |
一部並列 | 14.90 | 4人 | 3.73m3/人/日 |
完全直列作業のシステム生産性
TA、P1=伐木の時間、生産性
TB、P2=集材の時間、生産性
TC、P3=造材の時間、生産性
V=木材生産量とすると、
T0=V÷T^
(T^…全時間)
P0=1÷1/P1+1/P2+1/P3
P0…直列作業のシステム生産性
この平均を調和平均といいます。
完全並列作業のシステム生産性
直列作業のシステム生産性では待機待ちが生じますが、
別に全部伐採するまで待つ必要性はありませんよね。
というわけで、一部伐採が終わると、
集材を始めるときの生産性をはかります、
基本的に並列作業のシステム生産性のほうが
生産性は高いです。
Ps=m・KS・P0
Ks=(Ks1+Ks2+Ks3+…+Ksm)/m
KSi=Ti/T^
mは工程数
たとえば、伐採、集材、造材の3通りの場合、
mは3です。
Ks=(Ks1+Ks2+Ks3)/m
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