【論語】~学びて時に之を習う~【学而】

論語の第1巻第1篇【学而第一】①より論語の最初の書き出しとして知られる「学びて時に之を習う」から

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原文

子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。

書き下し文

子曰く、学びて時に之を習う。亦た説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦た楽しからずや。人知らずして慍(いきど)おらず、亦た君子ならずや。

現代語訳

先生は言いました。「(自分をより良くするために学ぶわけですが、)学んだことを時に応じて復習していれば、どんどんものの道理がわかってきます。これはまた喜ばしいことではありませんか。学んで自分が立派になっていくと、その評判を聞きつけて、同じように学んでいる人が訪ねてきます。これもまた喜ばしいことではありませんか。しっかり学んでいるのに人から認められなくても、別に不満に思ったりしません。これもまた君子(立派な人)ではありませんか。」

解説

「学ぶことは楽しいことだし、またそれをおさらいするのも楽しい」という意味です。

勉強が好きではない人が聞くと
「えっ」と思うかもしれません。

 

 

小学校の低学年のころ、
なぜか宿題を貰っただけで嬉しがっていた記憶があります。

欠席していた友達に、
「今日宿題でたよー」という
今となっては訳の分からない事後通達をした覚えがあります。

ボク以外でもそんな時代をすごした人は
いると思うんですよね。

小学校1年生や2年生って楽しそうに勉強するじゃないですか?

このひらがなはこうです、足し算はこうしたらできますよ~と
じゃあ10の次ってなんだろう?100の次は?こういう経験は思い出せませんか?

みんなすごくキラキラしていたあの眼の輝き

 

この時に勉強を
「大変なもの」「辛いもの」「面倒なもの」と
感じている子どもはそれほどいないんですよね。
その後の日本の教育のシステムで億劫になっていくんです。

それはおいておいて、
みんな「はじめて教わること」を
楽しんでいます。

学びの「ワクワク感」を
一生持ち続けよう、学を柱にして
人生を作っていこうというメッセージが
『論語』の中にはたくさんあります。

これから少しずつ紹介していきますので、
よろしくお願いします。

 

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