「共同」と「協同」と「協働」のちがい~誰とコトを「きょうどう」で起こすか??~ 

言語学

「共同」と「協同」と「協働」の
3つの熟語がありますね。

それぞれ、
「きょうどう」とよみます。

それぞれ、
どのように違うのでしょうか?

実際にみていきましょう。

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単漢字の意味

ともデジタル大辞泉によると、

同じであること。同一。「コートと―のドレス」「―の生地」

一緒。また、同時。「起居を―にした仲」

㋐名詞の上に付いて、一対のものが同類である、また、同じ性質であるという意を表す。「―働き」「―切れ」「―蓋 (ぶた) 」

㋑名詞の下に付いて、それが一緒に込められている意を表す。「送料―一〇〇〇円」「付録―五〇〇円」

㋒複数を表す名詞に付いて、それが全部同じ状態であることを表す。「二人―学生だった」「男女―若かった」→共に

となっています。

 

つまり同人サークルなどの、
同じ趣味嗜好をしている団体内のメンバーで、
いっしょに活動を行っている感じですね。

英語だと、
Commonに近いですかね。
Commonはとある仲間うちでの
共通意識だったりなイメージがあります。

Communicationや
Communityなど、
ある特定の団体組織の中での
連携が共にのイメージです。

経済学だと、
独占でいうカルテルやトラスト
はこちらですかね。

くわしくは、

外部不経済と市場の失敗

独占資本主義

などを参考にしてください。

成り立ち

共の成り立ち

共は、
共に手を携えて、
大きなものやことを作り上げよう!

というものからできています。

協力の意味

デジタル大辞泉によると、

[音]キョウ(ケフ)(漢)

学習漢字]4年

力を合わせる。「協会協賛協同協力

調子を合わせる。「協調妥協不協和音

相談する。話し合って物事をまとめる。「協議協商協定協約

[名のり]かな・かのう・やす

という意味があるそうです。

つまり、合わせることに重点をおいています。
団結などはこちらのような意味です。

英語だと、
UnitedやCombine、Collaborationなどは
こちらの意味でしょうね。

経済学的には、
コンツェルンや財閥とかは、
こちらでしょうか。

成り立ち

協

協は10の3つの力からできています。
協はつまり30人が集まったものです。

3つの「きょうどう」

共同

デジタル大辞泉によると、

[名](スル)
複数の人や団体が、同じ目的のために一緒に事を行ったり、同じ条件・資格でかかわったりすること。「―で経営する」「―で利用する」「三社が―する事業」

とあります。

共同は同じ考えの人が集まったり、
同じ組織や地域コミュニティのメンバー同士の中で、
共に手を携えてことを起こそうというものです。

「親愛なる同志諸君」や
コミューンなどはこっちです。

やや社会主義的な要素を含んでいることばですね。

協同

デジタル大辞泉によると、

[名](スル)複数の人または団体が、力を合わせて物事を行うこと。共同。「住民が―して地域の振興に努める」「産学―」

とあります。

つまり、共同は協同に含まれるのです。

自分以外のものが一緒に合わさるときは協同なのです。

 

協同と共同のちがいは、
共同であれば、
同じ組織の一員に限った話ですが、
協同は、
同じ組織の一員の話だけではなく、
違う組織の一員が協力するものも
含まれています。

 

つまり、
共同よりも協同のほうが、
より大きな力なのです。

協働

協同は、デジタル大辞泉によると

[名](スル)同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと。

です。

つまり、共同や協同は状態を表す名詞でしたが、
協働は動きのある名詞ということです。

協働は英語で言うならば、
進行形の~ingをつけたものです。

実際に動いて、
共に手を携えて、
大きなものを
多くの人々ともに、
協力・団結してつくる活動そのものを指します。

まとめ

熟語は正しく使いましょう。
複数の団体・組織が関わっているか、否かが
非常に大きなポイントとなります。

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