海部郡誌-総誌-「第一篇 地理」 1 地質

海部郡誌

しばらく、
「海部郡誌」のネット文書化事業をしておこうと思います。

儲かるかなんてわかりませんが、
未来のためにインターネットに
明文化しておきます。

一部、漢字を平仮名にしたり、
簡易体を用いたりしますが、
そのままの表記です。

億万年とかもそのままです。

少し古語のように書いているのは、
今の人間が読みやすいように改変してます。

また、筆者の注釈は(緑色)で載せています。

 

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内容

地球の表面が次第に固まって、
いわゆる地殻(ぢがら)が成生してから以降、
現代(歴史時代)に達するまでを地質時代という。

そのあいだの年数は約一億万年であると
推測される。

地質時代の時代区分は
最古を太古を太古代と構し、
以下古生代、中生代、新生代、の
四代に分ち、なお各代を細別してある。

これを表示すると
下記の通りである。

地質時代表

太古代(期間:約3千万年)

片麻岩紀

結晶片岩紀

古生代(期間:約1800万年)

カンブリア紀

オルドヴィシア紀(オルドヴィス紀)

シルリア紀(シルル紀)

デポン紀

石炭紀

二畳紀(ペルム紀)

中生代(期間:約900万年)

三畳紀

ジュラ紀

白亜紀

新生代(期間:約300万年)

第三紀

第四紀(洪積層、沖積層)

つづき

ただし、各代の年数は
ウォルコットの算出したものを
参考の項に記入したので、
総年数が6千万年となっている。

また、各代あるいは各紀の地質を言う場合には、
○○層といわれるのである。

我が海部郡の各山脈を含む
南表日本の成生において、
地質学者の考察するところによれば、
地質時代の初期以来現在の日本海方面から
南に向かって一大圧力が働いた。

この造山力のために
片麻岩層、結晶片岩層、古生層、新生層などを
順次南側に屈起させ、
現在のような陸地の構成をなしたのである。

これを本県において見ると
徳島市の眉山、小松島の日ノ峰等から
吉野川の南側に沿うて、
西にいたり、祖谷を経て
伊予土佐に連なっている山脈は
結晶片岩層と言われる。

次に小松島の西南方にそびえる中津峰より、
名東郡域は名西郡と勝浦郡との境界をなして、
西に連なり劔山の高峰の抜で、
ついに土佐に入っている山脈は古生層であって、
劔山脈より以南、那賀海部2郡の広き、
山彙(さんい/山々の集まり)は中生層であって、
海部山脈と称せられる。

なお、海部郡の西南隅をなす部分は
第三紀層である。

それから各河川の沿岸を作っている平野は
第四紀層である。

次に海部郡における
各地域において説明をしよう。

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