海部郡誌-総誌-「第一篇 地理」 1 地質 A古生層

海部郡誌

奥、上、中の各木頭村の北辺部は古生層に属している。

即ち、中木頭村白石付近より、
奥木頭村石立山の北麓にいたる
東西仮想線より以北が是である。

そして、剣山脈の古生層は
いわゆる秩父古生層の中部層であって、
地質時代区分のうち、
デボン紀に相富するものである。

秩父古生層中部のちそうは
珪岩(けいがん)、硬砂岩、粘板岩の互層によって、
組成され、なほ一部分には角岩、石灰岩等を
混ているのである。

石灰岩は比較的深い海底において、
放射虫の残骸が堆積して
成生したものであり、
珪岩ののようなものも
深海において珪酸質の物質が
凝集したものであるから、
この地層は深い海底に
沈積せられた事は明らかである。

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