中学時代の論文大会での発表本文全文~農業と地球の未来~

自分史

最近、人生の目的意義が薄れかかっているので、
昔の自分が何を考えていたのか、
ここに残します。

アンジェラ・アキ 『手紙~拝啓 十五の君へ~』
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本文

ボクはちょっとショックでした。
バランスの良い食生活には自信があったのに…。

アンケートの結果は、
炭水化物が多くて、他の栄養素が足りなかったのです。

ボクは食べることが好きで、好き嫌いはないし、
食事を残すこともありません。
食生活には気をつけているつもりだったのです。

 

今、日和佐中学では、
食育の取り組みをしています。

地元でとれた食材を給食に使ったり、
生徒がメニューを考えたりします。

学校で食育についての学習をすすめるうちに、
考えなくてはいけないことをたくさん知りました。

そしてボクは改めてボクの将来の希望を叶えたいと
強く思うようになりました。

ボクの希望は農業に携わる仕事をすることです。

なぜ、農業かというと、
ボクたちが生きていくために
絶対に必要な食料に大きく関わるからです。

コメや小麦の栽培は、
世界の歴史を変えてきました。

食料問題は、
国や民族を巻き込んだ課題です。

 

だから、その食料をどうしていくのか?
という仕事に大きな魅力を感じています。

 

ボクの家は農家ですが、
祖父が亡くなり、祖母は身体が弱って、
田畑の仕事ができなくなりました。

だから父が勤めながら
米を作り畑仕事をしています。

家の近くの水田には、
稲が植えられていますが、
家から離れたところには、
何年も耕されていない
草がボーボーと茂った
田畑もたくさんあります。

そんな田畑を見ると
ボクは寂しくなります。

うちと同じように、
作っていた人が亡くなったり、
年をとったりして、
耕すことができなくなったのでしょうか。

家族の人たちは、
おそらくボクと同じように
寂しい気もちで
あの田畑を眺めているのでしょう。

そういうボクも
祖父や祖母の米づくりを
田植えや稲刈りの忙しい時に手伝うだけで、
実際の仕事についてはわからないことばかりです。

もっと、祖父に話をきいておけばよかたった。
もっと、父を手伝わなければいけないあと、
反省しています。

 

父も母も農作業の厳しさや
農業で生活する難しさを知っているせいか、
農業関係の進路を目指すことに賛成はしますが、
農業を継いでくれとはいいません。

農業が大切であることはわかっているけれど、
実際に生活するためにはたくさんの難しいことがあります。

 

でも、この頃は
農業を新しく始めようとする人や、
都会の生活に限界を感じ、
農業によって
自分の生き方を変えようと
している人の話を聞くようになりました。

 

農業が希望につながるような、
まだ、ボクたちが気づいていない方法が
あると思うのです。

だから、
ボクは農業に魅力を感じるのです。

 

現在、飢餓で苦しむ人は、
世界に10億人いると言われています。

この数はこれからも
増えつづけていくだろうと考えられています。

人口は1秒間に3人増え、
15年後に地球の総人口が80億人になるそうです。

その時、ボクたちは飢えずにいられるでしょうか?

 

祖母からは、
「昔は食べ物がなかった」と
聞くけれど、
ボクには飢えるという
実感がありません。

 

ここ数年は、
食に関わる問題がたくさんありました。
毒物混入、産地偽装をはじめ、
食べることへの不安が増しています。

健康面でも、
生活習慣病防止の基本は、
何をどのように食べるかを
しっかりと考えることだと
教わりました。

食料輸入の問題、
自然に対する人間の身勝手な考えの疑問。

はじめは
目に見えることから意識した農業でしたが、
農業に関わる仕事について考えていくことは、
ボクの生活から始まって、
健康、家族の暮らしや、世界の政治や経済、
そして地球の未来につながっていきました。

大切な農業、
生命の源の農業、
そんな農業ができるように、
ボクはボクの人生を考えたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。

今の自分から見て、

この論文大会は2009年のもので、
15歳のときのものです。

未来の自分からすれば、
結局、今していることって、
何もブレていないんだなぁと、
安堵して、過去の自分に助けられています。

今までの、歴史や民俗を踏まえた上で
球の未来についてもっと考えていきたいと思います。

「Think it Globally, Act locally」な
グローカルな考えをこれからも続けていきます。

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