国家の成立と役割①~ホッブス「リヴァイアサン」絶対王政も許されるのか?~

国家論
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「社会契約説」

ヨーロッパやアメリカは
日本が江戸時代のころから、
社会契約説にもとづいた民主主義の国家をつくっていました。

 

「社会契約説」とは?
人間はもともと自由で平等であり、生まれながらにしてもっている人間として生きていく上で当然の権利(自然権)を守るためにお互いに契約を結んで社会をつくっていこう!という考え方。

ホッブス「リヴァイアサン」

イギリスのホッブスが1651年に、

リヴァイアサンを著します。

リヴァイアサンとは、
聖書に登場するワニに似た巨大な怪獣で
「国家」を象徴しています。

ギュスターヴ・ドレ製作の彫刻画/wikipediaより

ホッブスはリヴァイアサンで、
人間の本来あるべき状態(自然状態)を
「万人の万人に対する闘争状態」
定義します。

人々は自分を守ってもらうために、
「主権国家に自然権をすべて譲渡し、
これを放棄する契約」を結んだ状態である。

と、主張しました。

全部を国に任せるということで、
絶対王政も許してしまいました。

それではいけないということで、
次回に続きます。

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国家論政治学
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