植物の反応~屈性と傾性~

環境と植物の反応

私たち人間も刺激に合わせて行動しています。

たとえば、喋り声(音)が聞こえて声を出すというように。

動物だけではありません。植物も反応しています。

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屈性とは?

植物は外界からの刺激に反応して、
植物体の一部を屈曲させる性質があります。

これを屈性(くっせい)といいます。

正の屈性

刺激物に近づくように屈曲することを
正の屈性といいます。

負の屈性

刺激物から遠ざかるように屈曲することを
負の屈性といいます。

屈性の種類

種類刺激
屈光性茎(正の屈性)
根(負の屈性)
屈地性重力茎(負の屈性)
根(正の屈性)
屈化性化学物質花粉管(柱頭)(正の屈性)
屈水性根(正の屈性)
屈触性接触アサガオ・エンドウなどの巻きひげ(正の屈性)

傾性

刺激の方向とは関係なく刺激の強さで起こる反応を
傾性(けいせい)といいます。

蓮の開閉 光の刺激を受けると開き、暗くなると閉じる

植物の運動

  • 成長運動
  • 屈性
  • 傾性
  • 膨圧運動

膨圧運動

膨圧の変化が原因となる運動。

気孔の開閉やオジギソウなどの葉の下垂です。

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